クラフトワークで踊るための墓場。
詩とモ ....
この空がずっと続くと信じてた学生時代の常夏の空
雷に打たれてしまいたいほどの失恋の日に不意 ....
六つの舞曲があなたから贈られ
時を奏でる精霊に妬まれた
愛を歌う神話に戻ったような物語が
いま ....
わかっているよ
と云われてみたい
ぼくにはわかっているよ
あたたかいことば
ことばによる抱擁 ....
気持ちがふんわりと宙に浮かんでいる
ふと気づくと想い出に捕らわれていて
目の前の仕事は進んで ....
「目を瞑れば宇宙に行けるよ。あなたにしか見えない星たちが、きらきら瞬いているのが見えるはず」
君は ....
今夜は淋しいよ
いくつもの夜に独りだったのだけど
今夜はおかしなほどに淋しいよ
友人と喧嘩した ....
夏空がひろがる
口をあんぐりと空けて
空を見上げる
夏だなあ
夏空がひろがる ....
ねえ何か面白いことやっているよ
えーっ 何なんだろう
一体 なんなんだろう って
私達 ....
1
東日本大震災・死者・行方不明者数
二〇十二年三 ....
もうこれで、と思ったときも
ページをめくると鳥がいた
青色の羽をしていた
羽毛が抜け落ちる ....
ノーモア考える
どいつから先に死ぬんだ
町並みに妄想は広がって
明日見る夢に繋がった
....
日焼け止めを塗っても肌は焼けるし
信頼していても裏切られる
空腹に注ぐコーヒー
一杯のどす ....
うまれたての水のつめたさで
細胞のいくつかはよみがえる
けれど
それは錯覚で
時は決してさか ....
風を止めようと思いました
ふんわりと歌う 白いカーテンに 話し掛けましたが
反応が ありませ ....
特別なことはなんにもないけれど雨上がり・生きて・アジサイ記念日
しゅるるるる・とわわわわわん・ ....
積乱雲の真下は土砂降りで
私は一人そこに突っ立って
子供に戻りたいなんて馬鹿なことを夢想する ....
夕暮れ時の紅い雲
スズメが三羽飛んでいた
セミ鳴き声が煩くて
窓を閉めても
それはジワリと部 ....
雲の切れ間からのぞく青い空が
のびやかに光をかもだしている
瞬く間に過ぎてゆく梅雨の空は
いつ ....
うつ伏せになって
顔を枕に埋めて
声が漏れないように
大きく口を開けて
枕に押し当てて
全 ....
20rows, 1.02sec.