ドサ健バクチ地獄を
中学生の頃から愛読してきたが
所詮良いとこのボンボンで
成績優秀の俺が
....
ところどころ染みがあったり
生活のほつれを永遠に修復の終わらない遺跡のように身体に
こびりつけた ....
あしたの風は明日の風
いま吹く風は今日だけの
少年は何を聴いたのか
過日のきょうに吹く風に
....
「覚めない夢もいつかは覚める
闇の深みにスポットライト
行き来するたび変身する
――あなた ....
疑い深い罪
いつの間にか
それはそばに
本当に知りたいことは
中途半端な希望の
息の根 ....
五月晴れした 虚空に見える
すえひろがりの 長い白帯
それは 単なる 天体ショウか
....
こころ揺らぎ
怒りが溢れ出す
沸々と煮えたぎる様に
細胞を破壊して
ストレスとトラウマを与え ....
うすい影がゆれている
くちばしで
虫をついばむのだけど
やわらかな影であるから
獲物はす ....
(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ …
....
入退院繰り返して
長生きはなんのため
医学の進歩のため
製薬会社の発展のため
入退院繰り ....
新緑の樹木を
下から眺めると
その美しさにいつも感動する
枝振りといい
葉のつきぐあいといい ....
海を見ていた。
港を行き交う人々の足音を聞いていた。
岸壁に寄せる波の音に海鳥たちの鳴 ....
あなたと別れた
嫌いになったわけではなくて
擦れ違いが生んだ溝
新しい恋人が出来た
付き ....
なにもかもが闇に向かっている
そんな錯覚に陥ろうとも
肩で風を切って
足を大地に踏ん張って
....
復興途上の街の街路で
寂しくなって月を見上げる
愛は常に失われたまま
ときに著しい渇き ....
靴ひも
凌雲
山際
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