自称詩投稿サイトで
自称詩人が一人死ぬと
そいつにイイねを連発していた
5、6人も姿を見せなく ....
もしも
あと一週間で確実に死ぬとわかったら
とりあえず貯金は全部引き出して
高級料理を食べに行 ....
叶わなかった
何かの代わりに
自称詩を書き始める奴が多い
例えば
バンドをやっていたとか ....
壊れることでようやく人々の目が覚めるなら
いっそ壊れてしまえばいいんだ 世界なんて
大切に守 ....
ドラマ ひるがえしてティッシュペーパー 肝心の心臓が鳴ってればいいよ。
ごめんなさいあたしのあ ....
手術室から出て来た医師が
「大成功でした!」
と見守っていた家族たちに告げた
トントン拍子に退 ....
在りかのわからない光
夜のほうが際立ってら
街道の緑いろの信号機
何処までつづく何 ....
雨音があって、手の届くところに煙草があったので、良かったと思う。
余裕なことと辛いことが、言葉を持 ....
踵の向きよりも、踵の肉付きや艶なのだろう。表されることは、現れに後姿を観察されている。
君が話すこ ....
君が教えてくれた
ささやかな言葉をいつまでも忘れられずに
気がつけば
僕はいい歳まで生 ....
求めているのは
そんな答えじゃない
思い通りに返してくれないなら
いっそ返事はいらない
....
近頃夜空を見上げても
何故だか月が見えないんだ
一等星の瞬きや
飛行機の灯りは見えるのに
街 ....
少し肌寒い部屋の中で、ぽつりひとりぼっち
寂しさを紛らわそうとして
お酒と適当なお薬を飲んで静か ....
長袖が 汗ばむ腕を 遠く振り 花も葉も散る 春という駅
目をとじて
深い呼吸を真似てるが
数息観とは程遠い
それは単なる寝 ....
羽ばたいていく緑の葉たち
大きな坂の源にはくちなしの花
過ぎ去った漂泊の日々は今もよみが ....
肝
扇子
皆無
加筆訂正:- 命の河/宣井龍人[12:07]
- タイトル等を変更しました。とりあえずこれでいきたいと思います。
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