雨の幕間に耳目を伏して
乾いた水脈を手繰るように


生命の中核へ
堅い樹皮を穿つように
 ....
やることない
金ない
友達いない
彼氏いない
彼女いない
仕事ない
才能ない

ない ....
 
 
ネパールのおばさんと話していると
初夏の風が吹いて
自ずとら抜き言葉になる

門 ....
遠くで春雷鳴っている
遠い遠い国からの
流出する熱、光

此処は既に
隙間だらけのあばら家 ....
○ここの病院に入院する
と車の免許証がないワイフに話したら
ここ、交通が不便なのよね
だった
 ....
そらの匂いが
あじさいの花に
かぞえきれないかげを穿つとき、
虹の残り香が めをさます。

 ....
ワイフは
僕が何か言うと
すぐ怒る、と言う
僕は怒っているつもりはないけれど
すぐ怒る、と言 ....

長いブランコって
苦手な人にとっては 

罰ゲーム以外の
何者でも ないですよね

 ....
水城

やませ

泊まってる部屋から市ヶ谷のアンテナが見える

金正恩か、北朝鮮か

地震もミサイルも

 ....
とても薄っぺらいものを見ている気がする
夢の国に居るみたいだ
どこに居ても夢の国なのか
ひどく ....
ないめん深海のポールにぶら下がって
千代田線直通
れいてんかえさるは
まいしくるのまいしくる
 ....
優しいピアノの旋律が響く中
目の前で崩れていく世界
このアンバランスが充満して
飲み込んでいく ....
前日 Home 翌日
2017年4月19日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガラパゴスの雨ただのみきや自由詩7*17-4-19 22:22
時間だけがある、無駄な時間だけが花形新次自由詩117-4-19 22:20
ネパールの親戚たもつ自由詩417-4-19 21:58
春雷(改訂)ひだかたけし自由詩2*17-4-19 17:03
入院独り言集7ホカチャン自由詩017-4-19 15:21
そらの匂い草野大悟2自由詩517-4-19 11:08
怒るホカチャン自由詩017-4-19 7:51
きゅい~ん藤鈴呼自由詩017-4-19 5:32
平成29年4月19日(水)みじんこ自由詩017-4-19 3:18
市ヶ谷にて吉岡ペペロ自由詩017-4-19 2:13
とても薄っぺらい水菜自由詩017-4-19 1:52
底辺はるすかいむ次代作吾自由詩117-4-19 0:43
混沌の始まり坂本瞳子自由詩017-4-19 0:28

加筆訂正:
おかあさんの音/田中修子[15:26]
少し訂正しました。
13rows, 1sec.