東京は聞いていたより桜がのこっていた

やはり赤茶けたものがだいぶんのぞいてはいたが

もう ....
雨に濡れ
突っ立ってる
ひとりで
スニーカーで
交差点で
背後から
クラクションと罵声に ....


そして春が来て
今年も川辺の並木に
ホタルイカの花が咲いた
日中は褐色に湿り
夜にな ....
火のガ鳥の生き血を飲めば
永遠に生きられるという
伝説を信じた
自称詩人「籠池さんは今」は
 ....

歩いて 歩いて 歩いて 歩いた

道の先には丘があり、その先めざして、

歩いて 歩い ....
青ざめた処女

乾いた空気に絡みつく熱帯の太陽

千年の年月を経て発見されず輝き続ける金剛石 ....
竹の子の皮には
小さな産毛が生えていて
まるで針のよう
はがすごとにちくちくする
皮の巻き方 ....
ふっと舌打ちをして 
音を耳にする瞬間までに
つま先を 膝から上まで飛びあげる作業
骨がパキキ ....
おばあちゃんがあけたドアは
いつもあきっぱなし
猫が入る
風が入る

お父さんは怒る
寒 ....
人間は

だれも

信じられなくなったら

生きていけない
飲み込んだ言葉が
胸にわだかまりの
どろりとした沼を作る

沼の中で
人に見捨てられ大きく ....
おにぎり

かもめ

宍道湖
                
父、母からの生に自立して
もう己自身がひとつの風土だ
と書い ....
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2017年4月14日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こころよりからだ吉岡ペペロ自由詩117-4-14 23:17
ペチャンコになったらまいこプラズ...自由詩617-4-14 21:12
そして春が来てたもつ自由詩1117-4-14 19:53
火のガ鳥花形新次自由詩117-4-14 17:33
道∞……とある蛙自由詩217-4-14 14:48
受胎告知mahdi自由詩017-4-14 14:23
竹の子の皮をむくそらの珊瑚自由詩17*17-4-14 10:26
氷の足跡藤鈴呼自由詩1*17-4-14 9:40
忘れ物おばあちゃん朧月自由詩317-4-14 7:50
信じるホカチャン自由詩017-4-14 6:36
みどりの沼にひそむ田中修子自由詩13*17-4-14 0:53
平成29年4月14日(金)みじんこ自由詩017-4-14 0:49
風土白島真自由詩12*17-4-14 0:27
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