朝を迎えて、顔を洗う。一日の始まりの清廉な所作を、ぼくたちが儀式のように行うためには、まずは夜と昼の ....
玄関のチャイムが鳴って出ると
幼馴染みのおばさんが
手作りのプリンを持って立っていた
上が ....
相変わらずメリーゴーランドは
無人のまま永遠にまわっている

雨の日とか晴れの日とか関係なく
 ....
詩よりも素敵な端正な言葉を
音律にのせて

たとえばジャニスは疎外をブルースにして
もうひと ....
仕事で大きなミスをして
通称仏の課長に怒鳴られた
そんな日の帰宅時に
声を掛けられる


 ....
スリット実験のように

バーチャルゲームのプログラミングのように

ぼくの観察によって世界が ....
空を見上げる
雨粒が降りてくる
一直線に堕ちてくる
粒の一つをただ見つめる
目的などない
 ....
さくら祭り 1

ソメイヨシノ
はクローンです
と理科の池野先生が言った
 ....
背伸びして飲んだ珈琲、背伸びして深夜に聴いた米軍放送

眠る前の祈りのようにおごそかに東証株価指 ....
<?xml version="1.0" encoding="ut .... 和やかな桜の下を
フイフイと狼が通り過ぎ
その背に乗ってみたいと
幼き心の子供が呟く

た ....
チーターを貸して居たら
焼き立てパンが
食べ放題の倭人の集落
チゲをタダで食べられる
子を待 ....
  卒寿となった
   いまになり
とぎれ とぎれに
  きこえてくる

    青い年に ....


足音がする
 足音だけが 
北側の
庭の隅を過ぎる

犬が吠えたてる
 犬が頻 ....

どしゃぶりのように一日がはじけ、次の一日へと突き当てる船首を送り出している。葬られた市街地にはダ ....
ある冬の朝、飼っていた鸚哥が死んだ。



ちいさな黄色の、頬がほのかにあかい鸚哥。どのよう ....
心ひしがれている

傷がうずいて

弱っていく

何ものかに背中を押される

前に進 ....
○下の毛まで剃られて
入院生活

○オチンチンの中にまで管を通されて
入院生活

○全部 ....




財布
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2017年4月9日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いにしえの夜の復権‐‐蜂飼耳『顔をあらう水』kikiki...散文(批評...017-4-9 23:31
4月11日フユナ自由詩7*17-4-9 22:43
遊苑地赤依研児自由詩217-4-9 21:49
日曜日の詩梅昆布茶自由詩1417-4-9 21:14
押した分だけしょだまさし自由詩317-4-9 20:54
マトリックス吉岡ペペロ自由詩217-4-9 19:10
雨粒ひとつ坂本瞳子自由詩3*17-4-9 17:54
フラグメンツ はなびらAB(なかほ...自由詩5*17-4-9 17:45
月下のラジオ紋甲メリー短歌017-4-9 17:43
水の詩5or6自由詩2*17-4-9 17:36
借春>゜)...自由詩317-4-9 16:38
チーター間村長自由詩3*17-4-9 16:30
大根の里信天翁自由詩317-4-9 15:31
さりげないソネット#1ハァモニィベ...自由詩3*17-4-9 14:11
年度の終わり葉leaf自由詩217-4-9 8:45
_紅月自由詩1017-4-9 7:39
今は・・・星丘涙自由詩1*17-4-9 7:09
入院独り言集5ホカチャン自由詩1*17-4-9 5:57
平成29年4月9日(日)みじんこ自由詩117-4-9 1:27

加筆訂正:
春と詩はよく似た病と嘯いて/ただのみきや[16:02]
「春の喪は祭り」から「春は喪の祭り」へ変更。
春と詩はよく似た病と嘯いて/ただのみきや[15:48]
「花嫁のベールのよう」を「死せる花嫁のベール」に変更。
春と詩はよく似た病と嘯いて/ただのみきや[15:47]
「白く蠢く」を「漂い包む」に変更。
春と詩はよく似た病と嘯いて/ただのみきや[10:06]
一文字修正、「」はずしました。
19rows, 1.06sec.