間違えて生まれてきたのか
答えるのは星の降る空
何のため生まれてきたのか
答えるのは燃え上がる ....
メモ帳には、
「さっぱりと空っぽになって、空を見ている
たとえ世界にとって新しいものはなくて ....
下弦の月から放たれたように
斜めに白い線が奔っていた
夜の飛行機雲
こんな時間帯に
ずい ....
ガチョウとカチョウが争っていた
ガチョウは俺はカチョウだと言った
「部下が4人いるんだぞ」
対 ....
食物には、皮や種子により豊富に栄養が含まれているものと、強い毒性が含まれているものとがあります。
....
――切り刻む
思惑／意図／動機／／詩情／詩法？／詩論？？／／詰め込んだもの／／
読み漁ったもの／ ....
風は止んで不思議な午後だった
うまく前に進めないような気がして足がもつれた
言葉はカツンカツンと ....
神さまがいる
神さまがいない
神さまはいる
神さまなんていない いなかった
神さまはいた ....
半音低い気がする
もう少しすっきりさせたい
否これでいいのか
くぐもった音が響く
不 ....
脂ののった
鮭のハラス、麺と食べると
これが成人病の4冠王には
「嫌がらせか!」
と思わせる ....
｛引用＝冬ながら
空より花の散りくるは
雲の彼方は
春にやあるらむ
｝
私たちは
....
視界に
光の粒子
飛び跳ねる
無数無数戯れ
我、
物という物
破壊し尽くす、
己内底の ....
気のふさぐ冬の朝
落ちてゆく 堕ちてゆく
こころ ひとつ ふたつ
凍てつく川に浮か ....
仄か香に埋もれてしまいました
夢うつつのなかに
鬱々と引きずり込まれてしまいました
湯に足を取 ....
人間はかわいい
ひしめき合って
ひとりはさみしく
殺し合ったり
駆け引きしたり
愛したり
....
生きてるついでに
祈ってみよう
生きてるついでに
愛してみよう
生きてるついでに ....
物事には順序というものがある
何を先にやって
何を後にするか
順序をよく考えてやらないと
う ....
今朝も
あまーい声で
近づいてきた
やっぱり
俺のことが
好きなんだ
隣りの猫は
僕の田舎は
夜になると
真っ暗闇になります
月が出ない夜は
恐怖すら感じることがあります
....
人は答えを求める
それも正しい答えを
でもその正しいと思える答えは
自分にとって都合のよい ....
灼熱する青き叙情
灼熱する青き叙情よ
その疾風で私の胸を裂き
万人の胸を裂き
赤き血を生け贄 ....
1977年
話しがピーマン
ことばの悲しみ
ぱりん
水溜まりが凍っている ....
こんな楽しい夜はない
こんな温かい夜はない
貧しくて不自由な生活
小学生のころみた ....
あの頃
きみはまだ産まれていなかった
着床しない
小さな種だった
人はなぜ産まれてくるん ....
すべてが凍りつくような 氷点下の冬に
かならず飲みたくなる クリーミーで濃く
熱いエスプレッソ
....
光の帯の中から生まれた君は無言で僕に話しかける。
朝、光は太陽光線と絡み合い上昇してゆく。 ....
氷のように冷たい指先
ステンドグラスに描かれているのは真夏の太陽で
収穫の喜びを謳ったきっと
....
仕事で運転しながら
軽く空を、雲を見た
雲が白く輝いていた
かなしみを集めて
より高 ....
もう引き寄せるもののいない
カフリンクス
(ひそめる眉、tres viae、ピラミッドの密度 ....
借りてきたテコを折らないよう
慎重にあてがって
押してみる
借りてきた猫が笑ってる
分厚 ....
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