今日の朝食にトースト

 さっさと食べて出かけよう

 新聞の間から見つけたものは
 ....


わたしたちは 同志じゃなかったか
つやつやとひかる夜空の月をつまんで椀に入れる
愛のよう ....
朝霧の川面に白鳥が数羽 

水は緩やかに流れる

この世の絵の具では表現できぬ

この景 ....




ほどけて蜘蛛になる陽の前を
光の葉と穂がすぎてゆく
海に沈む
巨大な一文字
 ....
お鍋ばっかり作るのは
会話の無いのをごまかすため
互いの箸を受け入れる
それが暗黙の譲歩

 ....

夜のいない街にいて、なかなか眠れない。
この街の中心に、夜を壊すわたしがいて、
夜を壊す音が ....
恨み つらみ ひがみ 妬み
   ――鏡――

強み 弱み 夢見 悩み
   ――鏡――
 ....
ローマ皇帝でもさ
なんとかアヌスって名前は
嫌だなって思うのよ
歴史の授業で
笑われたり
 ....
凍り付いた空気
死の残音が振動する

メリリ メリ カックーコン

白い息の中
鼓膜が震 ....
山上でバルボアが咆哮する
風と共にやって来る
ウェンディーを迎えるために
登山して来たのだ
 ....
背中を押してくれる人が居なくて
公園のブランコに置いて行かれた
こんな時は世界が止まれば
早く ....
ぶるぶるぶる
スマホが震える
通知バーには何も無い
あれ、と思い
通知バーをスワイプしてみる ....
猫でも
星の王子様でもないから
突然 行方不明になったり
ふらりと舞い戻ったり

渡り鳥に ....
 本日は晴天です
 雲ひとつない快晴です
 快いほど憎らしい青空です

 本日は晴天です
 ....
児童、制御装置は茶道しなかった
その代わりにユメ、爆発装置が痴爆し、
乱れた声帯は絞められた着物 ....
となりでこんこんとねむっている君は
いま、夢の旅のどこらにいて
どんな風景を見ているのだろうか
 ....
華麗な美しさで コーヒーをつつみこむ
ボーンチャイナの銘陶たち

マグ ノーマル デミタスと
 ....
なめると息がすこし透き通るのが夏なら冬はなんなのだろう。きみの肌、しろくて少し怖かった。わたしたちの ....
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2017年1月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新聞広告に裏白広告紙佐白光自由詩2*17-1-11 23:59
汁粉はるな自由詩617-1-11 23:13
天路歴程星丘涙自由詩4*17-1-11 22:45
ひとつ 無言木立 悟自由詩317-1-11 22:39
冬の夜朧月自由詩617-1-11 20:17
夜に灯っている水宮うみ自由詩6*17-1-11 19:24
女神と鏡ただのみきや自由詩7*17-1-11 19:10
ローマ皇帝花形新次自由詩017-1-11 19:04
死の残音星丘涙自由詩2*17-1-11 17:53
三千世界(三千大千世界)間村長自由詩217-1-11 17:47
神様ミナト 螢自由詩117-1-11 17:00
謎バイブたいら自由詩317-1-11 14:32
薔薇の傍に (サン・テグジュペリ氏に敬意を表して)Lucy自由詩17*17-1-11 14:02
本日、晴天なり中原みのり自由詩417-1-11 12:59
添う憑依、微々たる湯炎の中で。狩心自由詩217-1-11 10:37
あまい雨田中修子自由詩5*17-1-11 8:10
可否道その3st自由詩3*17-1-11 5:18
にゃーんぱら初谷むい短歌717-1-11 1:48
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