[16]れつら[2006 12/24 04:25]
もうなにかにもたれかかることはできなくって
それでも伸びている
その地面が忘れられた陸地で
沈まないかわりに これ以上伸び上がることもできない
かわいそうな島で
ぼくらは伸びていく
たとえそうは望まなくても
ぼくらの枯れた枝先からも あたらしい若芽が息吹くだろう

すべてが灰色になる季節
それが描けなくてぼくらは
しょうがなく赤と白でなぞりつづけた
いつまでもおわらない円周をずっとなぞりつづけた
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