[82]川村 透[03/19 21:38]★1
中からこそほんとうの合意を育てることが出来るのです」そして、協働と合意形成のプロセスをデザインし、コーディネートする職能が今の社会には求められているのだと信じ、僕はひととひととの間の、消えない炎になってそのかかわりを「ささえるヒト」として立つことを決意したのでした。合意とは、決して多数決とイコールではないのです。むしろ僕の経験からは、真実はしばしば少数者に宿る。例えば、公園づくりのワークショップでの経験ですが、10人の有識者の声をくつがえして響く、たった一人の子どもの声、というものが確かにあります。そしてそれは「合意の風」によって実現させることが出来るのです。その子どもの声を生かすために、さまざまに汗を流すこと、いささかのデメリットがあるにせよ、それは「大人が引き受けるべき責任」としてハラが決まったのでした。
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