[221]佐々宝砂[04/13 02:42]☆
る「たがや」、ほとんど幻想小説化している「二階ぞめき」、情けなくもけっこう怖い怪談「もう半分」なんかが好きです。庶民ぽい「長屋の花見」も好きです。で、思ったのですが、すでに桜散りつつあるきょうこのごろ、チャットで「長屋の花見」をしてみたら楽しいのではないかと思いました。花もないので花を愛で、発泡酒を飲みつつ灘の銘酒を飲んでるつもりになって愛でてみる。つまみはそうですね、安いチーズでも食べつつフォアグラを食ってみてるつもりになる。とかね。江戸の庶民は安いタクアンを食べながら「これはうまい卵焼きだぜ」と言ってのける、ユーモアと想像力を持っていました。私はそういう人種に属していたいと思うし、そういうひとたちが大好きなのです。
前
次
戻る
削