[776]虹村 凌[2006 09/25 23:39]☆
の中のラブホテルに向かっている。
「あっちに和風ラブホがあって、こっちに普通のがあるけどどうする?」
と俺がその女の子に聞く。女の子は黙ってあっちの方向を指差す。
俺は愛おしくなってキスをした。
ラブホはまるで、田舎の民宿のようであった。
台帳に名前を書いたのもそうだ。癖で、嘘の名前、電話番号と住所を書いた。
入り口には、待ちの客が二組居た。
一方は、二人とも剣道の防具や竹刀を持っていて、稽古の帰りらしかった。
もう一方は、よくわからなかった。
イチャイチャしながら待っていると、突然、待合室の便所から、
その女の子の「祖母」と称する明らかに男だろ!ってヤツが出てきた。
ま
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