[127]佐々宝砂[02/28 14:43]★3
な言葉でも、意味が通じる以上、誰かの手垢がついていて、その手垢があるゆえに私たちはコミュニケートできるのです。
kirscheさんがお訊ねになった「手垢のついた言葉」というのは、もしかしたら、「陳腐な言葉遣い」のことだったのでしょうか。もしそのような意味で「手垢のついた言葉」という言葉をお使いになったのだとしたら、それこそ「手垢のついた」使い方ではありませんか。「手垢のついた言葉」を避けたいのならば、発想の転換をなさるべきかと思います。
言葉にはすべて手垢がついており、手垢を避けることは不可能である。そうした状態で新しいものをつくるためには、手垢のついた言葉でもって「それまで存在しなかった順列組み合わせ」をつくるほかない。というのが、私なりの発想の転換の結果です。
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