[192]atsuchan69[2026 03/07 06:31]★2
読み方を要求する。読者は単に意味を追うのではなく、音を拾い、音の連鎖を辿ることで、隠された文章や意図を復元していくことになる。
この意味で、こうしたテキストは一種の詩的暗号でもある。だが暗号と異なるのは、復号の過程そのものが音の遊戯として機能する点だろう。音を辿ることで意味が浮かび上がる過程自体が、詩的体験になる。
六崎杏介氏は「詩よ、楽譜たれ」と書いている。
言葉は音の集合であり、詩人が扱うものは本質的には音である。もし詩が楽譜であるならば、文字は音を記すための記号に過ぎない。そして読者は、その譜面を自分の声で演奏する存在になる。
音韻的偽装テキストは、この発想をさらに極端な
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