[192]atsuchan69[2026 03/07 06:31]★2
葵(アオイ)」という語は

母音 a・o・i
子音 なし

という構成になっており、子音という骨格を持たない純粋な母音列として現れる。これは未分化の生命のような柔らかい響きを持ち、深い青や水の層のようなイメージへと接続される。

ここで重要なのは、音の構造がイメージの源になるという発想である。言葉は意味だけで成立しているのではなく、その音の配置や運動によっても感覚的な印象を生み出している。

六崎氏はさらに、言葉の中には「言葉になりきれなかった音の欠片」が潜んでいると述べる。通常の文章ではそれらは表面に現れないが、音を分解し、再配置することで、その欠片を再生させることができるとい
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