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佐々宝砂
[01/03 09:54]
☆
スタイルはもちろんかなり丁寧です。でも、イェンゼンはフロイドの文章を読んで腹が立ったことでしょう。作者自身が知りたくない部分を、フロイドが暴いているからです。
いま私は「暴く」という言葉を使い、そしてふっと気づきました。私がほしい「暴論」は、何かを強引に引きはがして暴いてしまうという意味での「暴論」です。そういう意味での「暴論」は、おそらく、私が近づきたいと思っている「批評」への一歩になるはずです。
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