[57]一番絞り[08/09 16:37]★1
において
 マンドリンを
 「ぽろ〜ん」
 
 谷川シュン太郎 天幕の上より 
  (顔面神経痛に耐えながら)
  親のスネカジリ、いや七光りでこの壇上に出現したおれは
  おまえらミツバチもどきどもの運ぶ養分を食らって 
  もはや単純に詩人なんかぁーじゃないのだ
  だれにも届かぬところへ押し上げられ変容してしまった
  このおれを それでもけなすものがこの世ににいるとは
  おもしろい!
  おもしろいことだ!

 マンドリンのスネカジリのマンドリン、舞台の板張りに落ち
 マンドリンのスネカジリの頭が天に向かって仰がれるや
 ぼるカ、四輪車のオモチャに乗って横
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