[500]白糸雅樹[2005 11/23 03:11]☆
わがままで、ケムリさんに対するいちゃもんにしかならないかもしれないが、作品全体を通して、「およよ、これは発想外だったぞ」というおもしろさがない〈詩人〉の揶揄は、私には、どうしても作品として、高くは評価できないのだ。
冒頭で、高いポイントを詩人から得ている事態が納得できない、と書いたが、もちろん、ポイントを入れたら詩人としてどうか、とかそういうことを言いたいわけではない。たしかに文章はこなれているし、揶揄としておもしろい部分、観察として精密な部分も沢山ある。(スリッパの用意を勧めるあたり、ほんとうに巧い。)それに対してポイントが集まるのは、きわめて当然だと思う。
ただ、それが〈詩人〉イメージが的確であるからかであるかのように言われると、うにゅにゅ、とひっかかってしまうので、ここに考えを纏めてみた次第。
異論反論などおおいにお待ちしています。この詩の良さをおおいに語る人にも出てきてほしいな。たのしみだ。(私の筆の遅さはなんとも申し訳がない。でも私以外に語ってほしいんだー。いちいちレスはつけないけれど。)
前
次
戻る
削