[363]佐々宝砂[2004 12/27 16:29]★8
だ。批評屋としての私は、幸か不幸かさらにタフだ。ふと気付くと、誰かの首を絞めかけていることがある、ただじゃれているつもりで、そんな程度のことで、誰かが死ぬとは思わなくて。作品が、きつい批評に耐えうる強度を持っていたとしても、作者がそれだけの強度を持っているとは限らない。そして、その逆もまた、真。
昔自分で書いた、有名な箴言のパロディを思い出す。
>タフでなければ批評できない。優しくなければ批評する資格がない。
私は上のを冗談で書いたし、今も冗談だと思っている。でも下のは冗談でない気分だ。
>批評を書きながら、かう考へた。知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに詩サイトは住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
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