[631]鵜飼千代子[2011 01/11 00:31]★1
に飛びかかってきて、目玉の親父のような感じなのだが、虫に姿を変えた、体の大きさは獣に太刀打ち出来ない大将が、急に大きくなった鋭いアゴで、わたしに足はしっかりと留ったまま噛み付いて、わたしも「大将と自分を護らなければ」と身体を捩ったところで、虫の姿になった大将の首が「ブチッ」と音をあげて千切れた、という夢を見た。
頭は、追いかけて来ない獣についていて、身体はわたしに留ったまま。わたしは頭が真っ白になって、けれど無表情で、頭の無い大将を留めて歩き出す夢。
目が覚めた時も、がばっと起き上がるというより、ゆっくりとまぶたを開ける感じで、「咬んだ時に毒を盛ったな」と思った。何か、ある一定の条件に
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