[551]佐々宝砂[2009 05/30 04:47]
アリスが親友である。
私は夢のなかで迷ってしまい、どこにいっていいかわからない。
わけのわからない道筋に私の黒い帽子があったので覗くと、
不意にものすごく狭い扉が開く。
扉の向こうは迷宮で、帽子を拾ったあとはどこに進んだらいいか
どこに戻ったらいいかもわからない。
目前に引き戸があるのでひいてみると、
引き戸の奥にまた引き戸があり、それをあけるとまた引き戸。
そんなことを何度も続けていると右手に別な引き戸が現れる。
そっちを開けると部屋があった。
女の子らしいかわいいカーテンとベッドの部屋。
「女の子」というには若干としくった女性がいて、
(私はこころの奥で彼女が「アリス」
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