[859]ワタナbシンゴ[2005 03/07 03:57]
スペインの哲学者オルテガが、いまから70年ほど前にこんなことを言ってるよ。


文明はなによりもまず、共同生活への意志である。他人を考慮に入れなければ入れないほど、非文明的で野蛮である。野蛮とは、分解への傾向である。だからこそ、あらゆる野蛮な時代は、人間が分散する時代であり、たいがいに分散し敵意を持つ小集団がはびこる時代である。
(中略)
自由主義は(略)最高に寛大な制度である。なぜならば、それは多数派が少数派に、認める権利だからであり、だからこそ、地球上にこだましたもっとも高貴な叫びである。それは、敵と、それどころか、弱い敵と共存する決意を宣言する。敵とともに生きる!反対者とともに統治
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