[803]一番絞り[2004 11/15 14:58]★5
いた。どこにでもある立ち飲み酒屋のカウンターと変わらない。
しかし会話に耳を澄ますと
「ぼくとこは娘と下の孫が死にました」
「ああ。わたしは家内ですわ」
そんな会話を静かに交わしている。これはいけないとすぐに出た。
足を引きずりながら神戸の中心へ真夜中の闇を歩いた。
こんなことを翌日、車で大阪に戻り、知人に話していると脇からあるひとに
「何でいったんや。ああ、そうか。野次馬か」と罵倒された。
テレビや新聞は、では野次馬ではないというのか? それをみているお前は?
とわたしは反論し、
「何で行った」と尋ねずに「何を見、何を考えたか」と尋ねろ、と罵倒してやった。
わたしも
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