[464]もぐもぐ[07/11 16:32]★1
困難になってしまうからではなかろうか)。その権力が解体すると同時に、再びその言語等の相違による違和感は、分離独立や、排除を求める争いとして噴出する。これは世界の各地で繰り返されている悲劇のパターンであった。

異なる言語の共生は実際容易ではない。米国でさえ、増えていくヒスパニック系の存在をまともに認め、スペイン語による放送等がなされるようになったのは、つい最近になってからの出来事である。米国は南北戦争によって辛くも人種主義は克服したが、言語による差異を克服し、多言語の共生を受け入れることについては、はるかに遅れている。一方の言語を維持しようとすれば、他方の言語との摩擦が生じ、押さえつける強い権
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