[464]もぐもぐ[07/11 16:32]★1
その大統領が逝去した時点で、統一が破綻して内戦が始まるパターンが続出することとなった。ユーゴやルワンダの内戦は、その顕著な、そして悲惨な例であった。

同じナショナリズムが、宗主国からの独立の達成という悲願のために、また同じ国内の異民族の排除という悲劇のために、等しく作用する。

この見極めは、とても難しい。

(なお、ナショナリズムは、同じ民族が多数分布する他国の領域を、合併・併合してしまうことの論拠にもなる。ナチス・ドイツが急速にその領土を拡張していったのも、戦争という手段を用いることすらなく、ナショナリスティックな主張を掲げて、同じゲルマン民族が多数居住している他国領域を、合併・
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