完成しない巻頭詩
 
垂れ流し路傍に生きる 
未だ得ぬ葱と鴨 
冬の嵐に襤褸が飛ぶ 
水天宮に酔客の詣で 
息たえる経理 
仏ベフレア地方のこけしむ 
永遠と胃炎と会厭やりわ 
田園風景的な奇相が忍び寄る 
空砲のやまびこ 
晦日の巣ごもり地方 
意でならぬ春の予報 
チベット愛好会の拠点は沼袋 
法被入厭の制度違法 
初めて東北新幹線に乗った 
レトロな牛蒡がしなだれる 
寝詩頭の果報 
四次元は心そのもの 
詰まる餅の静けさ 
レトロな牛蒡をそいでみる 
遅き章魚の号砲 



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