作者からのコメント
▽孤蓬さん

不勉強でした。
ジャンル変更しておきました。
ありがとうございます。 m(__)m


>「武玉川」という詩形のジャンルは、日本の伝統的定型詩として存在しません。
>
>『武玉川』とは、江戸時代に編ぜられた雑俳集の書名で、 当該書籍には、江戸期の付句の秀句が収められています。
>付句は俳諧の一形態で、提示された御題となる前句に対し、上の句または下の句を付けるものです。
>前句が下の句(短句;七・七の句)であればこれに長句(五・七・五)を付け、前句が上の句(長句;五・七・五の句)であれば短句(七・七)を付けます。
>したがって、雑俳集『武玉川』には、長句(五・七・五)と短句(七・七)のいずれもが集録されています。
>
>近年、七・七の音数からなる短詩を「武玉川」と称する人達が増えてきました。
>この経緯については、コピーライターの多比羅孝氏のブログなどに詳しく記載されています。
>一部を引用しますと、次の通りです。
>
>【引用開始】
>>最近、この≪7・7だけのもの≫のことを≪武玉川(むたまがわ)≫と呼ぶ人たちが、続々と出現してしまったのです。
>>とんでもないことです!間違いです!『武玉川』は本の名前であって、文芸のジャンルを表す言葉ではありません。今まで述べてきたとおりです。
>>では、何故≪前句づけの短句≫とか≪7・7だけのもの≫とかが≪武玉川≫と誤解・誤称されるようになってしまったのか・・・・・。
>>残念なことに、その原因は私のお師匠さん、何ともの恩人・先生である故・土屋耕一氏の著書『土屋耕一の武玉川』(ポモドーロ発行・2010年3月)にあると思います。
>>土屋さんは、生前、この≪7・7だけのもの≫を自ら、沢山お創りになっていらっしゃいました。それをご遺族の方がまとめられ、『土屋耕一の武玉川』として出版なさったのです。
>>そのご本に接して、ハヤトチリの読者たちが、そして一部のジャーナリ ズムまでが、モノシリガオに言いたて、書きたてたのです。≪短歌で言えば7・7のところ、つまり、下の句(しものく)に当たる部分だけを滑稽に表現したも のを武玉川と呼ぶ。≫ あるいは≪7・7の14音で表現した雑俳を武玉川と言う。≫ とんでもない!
>【引用終了】
>
>今後、未来にかけて、七・七の音数からなる短詩を「武玉川」と称するようになることはあるかも知れませんが、今現在において、『大辞泉』『大辞林』などの国語辞典に「武玉川」を七・七の音数からなる文芸の一形態という趣旨の説明は、一切ありません。
>したがって、少なくとも現代において、「武玉川」という伝統的定型詩は存在していないことになります。
>
>---2014/04/13 11:21追記---
>引用元である多比羅孝氏のブログのURLの記載を忘れていました。
>次の通りです。
>http://chinokigi.blog.so-net.ne.jp/2011-02-15


---2014/04/14 09:24追記---

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