ポイントなしのコメント
[足立らどみ]
異常が普通に/なっちゃった世界を/つくったのは/人間だ 創作していると言葉に沢山の概念を注ぎ込みすぎちゃうから それはよくあるあるあるなので私は普段は素通りすることに しているのですが、この作品のテーマが重いから書いておく けど、ここにもってきたフレーズは、近代以降の人たちが、 こつこつ作ってきた概念を令和の今になつて遡って書いてる ので、過去が大昔からそうだったように思っちゃうのだけど、 やはりここでの人間は近代以降の人間なのだろうと思います。 わかりやすい言葉で言語化してみるとどんな例えでもいいけど、 例えば、昔は村八分なんて、意識してないで全体の維持のため やらざるを得なかったのだし 例えば、ヒステリックな遺伝を持つ家系を「犬神」とかにして 呼んでたのも畏れ敬ったのも無意識にそうせざるを得なかった ただ、虐げられる側の人たちも人間じゃないかと意識し出したのが、 ノーマライゼーションなどの近代以降の意識改革の答えだったので、 良いものを良いものとして受け入れ継承する日本人は、結果として 東洋で身動きとれず衰退していく小国になっていくのは、素敵でも、 大切なのは、その次の行動や理念なのだろうと思ったのです。   この作品の一番重たいのは、がんじがらめな束縛からの解放を 自分たち人ではなくみんみんゼミ員の蝉に託してしまっていて バトンの渡し方としては諦めてAIに託したい私としては共創 できるのですが、でもね、過去と対話しながら、人としてもう 一度、なにか出来るのではないかと読んでいて思ったのです。   私にとっての「自由平等博愛」の次の行動や理念は、やはり共創加速 とても良かったです。ありがとうございます。 ---2025/09/23 00:11追記---
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