ポイントのコメント
[The Boys On The Rock]
普段散文的な生活をしている私は、文章中の言葉の意味を考えることに慣れています。奥津さんのこの詩は、単語やセンテンスの連関をあらかじめ拒否しているつくりになっています。この詩を読むにあたり、単語やセンテンスが独立して孤独な存在にであることに気がつきました。それは驚きでもあり、違和感でもあり、不快感であり、興味でもあります。君は虚無の野の住人ですね。ただ気がつきましたか?前半は文章、後半は詩形式。どこかで見たことありますね。経典、たとえば法華経/寿量品の、散文と偈(ガータ)の構成に似ていることに(それとも意図したのかな)。
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