ポイントのコメント
[朧月夜]
なんと言いますか、今年一番面白く感じた詩かなと思いました。 ジャズ(というか、ブルースでしょうか)のようなリズムと感覚で始まって(と、感じた)、「アフリカの大地へ」のあたりから、「イージーライダー」ですとか、hide with spread beaverの「ever free」のプロモーション・ビデオなどを想起したのですが、現代的でありつつ適度に古典的でもあって、ただ、hideさんなんかを連想するところを思うと、這 いずるさんの持っている感受性は、(例えばYOASOBIなんかに代表される)スラップスティック的な現代的なポピュラーミュージックにあるというよりは、やはり詩や文学にあるのかな、ということを感じたのですが……。 「人生なんて、 全て手に入らない 全部いらなくて」 と言い条、どこか欲張りな感性も感じて、わたしは逆にそうしたところが好きです。
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