ポイントのコメント
[鵜飼千代子]
>強がりな延寿は小さな鉢で空を見つめ >歓喜の歌をうたっている いいなぁ、清々しい 欅は実家東京・立川市の「市の木」で五日市街道沿いや実家の傍の市道の街路樹にも採用されています。我が家の家具調コタツの天板も欅ですが、古木の木目が美しく落葉広葉樹ですから秋になると葉が落ちて道沿いのお宅の屋根や樋に積もり家が傷むから切って欲しいと苦情も絶えない問題児でもありますね。欅は落とす葉の根元に種を持ち、飛んで子をふやすらしく、ど根性大根ならぬど根性欅を見かけることもありますが、自宅の雨樋や屋根にいつの間にか欅の若木が育ってしまっていたら驚いちゃいますよね。(笑) 盆栽の「延寿」さんは実生からその鉢にきたのではなく挿し木でずっとお世話されてきた生立ちが推察されますが、大地に根付き邪魔にされたり根元から切り倒されたりした仲間とどちらが幸せかと慮れば今の「小さな世界」は「満更悪くない」のかも知れませんね。 鉢植えはお世話する人がいなくなれば無惨なことになるのは知れていますから「面倒くせぇなぁ〜」と思いながらも愛でてあげてください。
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