ポイントのコメント
[恋月 ぴの]
Yockの稚拙なエッセイに助け舟を出していただいたような 気がします。「死」という人間の根幹に関わるテーマのエッセイが ほぼ同一時刻に並んだ事は偶然にせよ8月15日に向けて タイミングが良かったかなと思います。 お話の本旨についての感想ですが、俗に人生と同じ長さの 蝋燭が天国に燈っていて、燃え尽きた時が人生の終わりの時と 言われています。宗教の範疇にも入りそうな課題と言えますが 総てが偶然なのか、それとも予め決まっている事なのか そして、宮前さんのおっしゃられる事はシェイクスピアの 生きるべきか死ぬべきか(TO BE OR NOT TO BE)に通じる ような、やはり一言では語りえない課題と思います。 今夜視聴したNHKの番組で修道女が「パパの死は悲しいが 苦悩より開放されて天国に逝かれた事は喜ばしい」と 葬儀に参列した際に述べていました。仏教でも同様な 考えがある事は周知の通りですが、人の根幹、尊厳に かかわる事ですので、詩に多少ともかかわる者は、 「死」の取り扱いには慎重の上に慎重を期したいものです。
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