ポイントのコメント
[まーつん]
僕の親しい知り合いに、70に手が届こうかというジャズ喫茶のマスターがいます。
店には楽器が置いてあって、僕はよくふらりと遊びに行き、
ギターを弾かせてもらっています。
マスター自身はかなりの腕前で、よくマンドリンを弾いていますし、僕の拙い演奏を聴きながら、寸評してくれたりします。
店にはマスターと同世代の楽器好きも訪れ、僕にあれこれと演奏のコツを教えてくれたりもします。
こうした人々と付き合っていて思うのは、年をとっても打ち込めるものがある人は素敵だなということです。
彼らの音楽に対する情熱は多分若いころと変わりなく、そこに僕が関係を築ける接点があります。
この作品を読んで、彼等のことを思い出しました。
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