ポイントのコメント
[まーつん]
`他人の憎悪を掻き立てる文才`、という見方が面白いです。
そのふてぶてしさに、雑草のような生命力を感じるというか。
踏みつけられても涼しい顔をして、青々と道端に生い茂る雑草。
文学という存在には、いつだって、そう在ってほしいです。
饒舌な言葉は不満から生まれる、と僕は思っています。
世の中に是とされている人々の口から洩れる、
杓子定規で貧しい言葉よりは、
世の中に否定されがちな人間が、
それでも自分らしく生きようとして紡ぎだす、
豊饒な言葉の実りに期待したいのです。
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