ポイントのコメント
[たま]
古代の人々とって海は死者と神が宿る世界でした。海岸線に打ち上げられた丸い石には霊魂(たま)が宿ると信じていました。玉石と呼ぶのはたぶん、そういうことだと思います。万葉の時代には玉津島と呼ばれる島もありました。 人々にとって海岸線に見られる奇岩や、岩窟(穴)はその神の世界への出入り口だったのです。三ツ石もまたそのような古代からの遺産です。 このお作は古くて新しい詩だと思いました。
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