ポイントのコメント
[そらの珊瑚]
〉粉末となって が「蝶となって」であったら この詩の味わいは半減すると思いました。 粉末(つまり人間でいったらお骨ですね)という言葉を選んだ松岡さんのセンスの素晴らしさは正直ちょっと妬ましいほど。さすがです。 人であったら空へ散骨はできませんが。 踏みしだくのは人の足だと思いますが、それは例えば社会のなかで 虐げられた弱者をも暗示させているかのようです。 粉末となって空へ舞い上がる、という終わりは、かなしいけれど、どこか美しく、救い(生まれ変わる)のようなものを感じさせますね。 私も粉々になる寸前の葉脈だけになった落ち葉の成れの果てをみつけることがあり、美しさとは真逆なようでいて、なぜか美しさの本質のようなものを感じたりします。 ---2013/11/09 15:40追記---
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