ポイントのコメント
[夏美かをる]
この作品には、プロローグ→本編→エピローグという流れがきちんとあり、それぞれが、風→凪→風という流れと重なっていますね。内容もさながら、そんな構成も見事であり、2重に楽しみました。行き渡る風のように、世代を超えてつながっていく親子の愛情にも深く感動しました。いつもながら、流石!です。
小学生の時に、扇風機のカバーを外して、真ん中のコーンのしっぽ型の部分を抑えて、プロペラを止める度胸試し、弟とやりました、やりました(笑)。あの頃はどの家にもエアコンなんてなくて、もっぱら扇風機が大活躍してましたね。その時に受けていた風を、この詩を読んで感じました。
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