ポイントのコメント
[中村 くらげ]
カモメたちには差別する意思などなく、ただそこにある餌だけを目掛けて群れている。 協力するつもりも争うつもりもないのだろう。ただ生きるためにそうしている。 孤独だとも感じていないかもしれないし、そうあるべきだとも思っていないかもしれない。 それに比べて人間は群れることに多大な意味を持ち、少数派を排除しようと躍起になる。 差別というものがなくなるには、個々が孤独であるか、すべてが一つになるかというどちらかしかないのだろう。 そんな考えが浮かびました。 カモメがどう思っているかなんて真実はわからないわけですが。 そこに差別の意思がないとも言い切れないし。 掻き立てられるいい詩です。
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