ポイントのコメント
[まーつん]
とてもすべての意味はくみ取れませんが…幾つか印象的な部分がありました。 自分の素の姿をさらすこと、あるいは誰かの素の姿を捕えること、そのむずかしさを言っているのかなと。 裸を売り物にした途端、それは魂の抜けたものになる、というようなことも考えました。 詩作の上でも、素の自分を捕まえるのは確かに難しいです。それを見つめる怖さというのもあるとは思いますが。 詩作は、陳腐な表現ですが、瞑想を思わせるところがあります。五感を離れた暗闇の中に立った時、本当の裸の自分に出合えるのかもしれない、という気もします。 本作の中の、握手についての記述と、憎しみに値したいという言葉も、とても響いてきました。
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