Car-Radio/北大路京介
 

ハンドルを握る君の横
喋らずに僕は目を瞑ってた

ラジオのボリュームを少しあげて
懐かしい歌に耳を傾けてた

きれいなメロディ 啜り泣くギター きっと君の知らない歌

あの子も好きだった この歌は色褪せていない
僕も好きだった この事実も 変わりはしない



信号が赤で停まったら
サイドブレーキひいて ふたり キスをした

あの子の顔を思い浮かべてた
荒れた唇に違和感はなかったかい

苺のキャンディ 傷のないミラー きっと君の知らない僕

カラダが離れると またクルマは進み始めた
流れていく景色 余計なこと 言わないでおこう


あの子も好きだった この歌は色褪せていない
僕も好きだった この事実に 気づかないほうがいい
   グループ"JQ  ● ● ● ● ● ● ● ● ●"
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