マルセイユの傷/
英水
所で繋がってる
その事実に都市は嫉妬している
そして海は夜光性で目を光らせて
100℃の塊となり 押し黙ったままだった
魚たちはそのいずれにもまったく気付いていない
旅立ちのアプリオリ、あるいはその宿命
君は。。。。。
君よ
君の足に生えることのなかった尾ひれへと
僕は白い血を還そう
そして僕の腕の鱗も、君色の肌へと。
そして笑って
僕たちは南にある水門の前に立つ
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グループ"空間計画"
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