マルセイユの傷/英水
 
所で繋がってる 
その事実に都市は嫉妬している
そして海は夜光性で目を光らせて
100℃の塊となり 押し黙ったままだった
魚たちはそのいずれにもまったく気付いていない


旅立ちのアプリオリ、あるいはその宿命


君は。。。。。



君よ 
君の足に生えることのなかった尾ひれへと
僕は白い血を還そう
そして僕の腕の鱗も、君色の肌へと。

そして笑って 

僕たちは南にある水門の前に立つ

   グループ"空間計画"
   Point(3)