3音・4音・5音・6音/木棚環樹
 
ときに

詩歌(ポエム)は

韻律(いんりつ)の

語りにして

日本語訳の

読み物(ノベルズ)ではなし。

音数(パルス)をそろえて

脚韻(きゃくいん)を踏みまくる

口承文学(カラオケボックス)にこそ

戯遊(ぎゆう)詩人の日々があり、

辞書を片手の書斎の中

欧米言語(フォーリンラング)の意訳作業、

散文詩とさえ呼びたくはなし。

電子講談(デジタルビート)の韻文朗読(ポエムリーディング)、

それらもまた 多くは 過去に 拠(よ)るものだ。



けれど

拍子(リズム)は

強弱の

繰り返しで、


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