メモ/はるな
 

単三電池のなかにとじこめられる感じ。思考がとめどなく溢れ出て体中を巡っている血みたいに、指先まで。とても速くて疲れるから、ゆっくりしか動けない。息をするとき、それは鉛、足元をつぶしていく。でも、たぶん、わからない。とてもさびしい湯気のなかにいる。熱いはずなのに、掴めず、あっという間に冷めていく。でもどこもかしこもぼんやりさびしくて、動けない。私の皮膚が、ビニールの壁紙みたいに硬い。破けそうに伸びてべたついている。画鋲、画鋲と針を探すふりをして、本当は空気が抜けない感じ。猫とかが通り過ぎていく、見向きもしない。メモ、いくつもの喜びを見逃して、渇いている。街は時間を擦り潰していく
メモ。青い髪を
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