ヨランの挑戦(十三)/朧月夜
 
、アイソニアの騎士も、エイミノアも見抜けない。
「失礼ですが、あなた様。わたくしはドワーフでございます。もしや、
 あなたはわたしが、この冒険の旅にふわさしくない、とお考えなのではありませんか?」

「そのようなことはない、ドワーフよ」威厳を持った口調で、オーマルは答えた。
「お前はこの世界に来た。そのこと以上に、お前の行動を証するものはない。
 お前はいつか悟るであろう。この世界の真実を」オーマルの口調は、はっきりとしていた。
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