原風景6/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
 
 
 そうしながら、近くの店でコーヒーでも飲みながら読むか家で読むかを少しだけ考え、本屋で金を使ってしまったことでもあるので、よけいな出費は避け、用心して家に帰ることにした。決めると目の前の線が揺らぐのを見ながら、しばらくぼうっとする。
 タバコが半分ほどになったところでもみ消し、駅へ向かった。
 やるべきことをある程度終えたので安心したのか、急に足、とくにふくらはぎあたりが重く感じる。毎日のことだというのに、立ち仕事というものに、一向に慣れる気配はなかった。
 引きずりながら、高架になっている駅の改札に向かう。エスカレータがあるのが救いだった。
 ホームに着くと電車を待つ。
 沿線は
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