切花の春、時期、花瓶をあらうのこと/はるな
 
るから見えるよ。目えつぶらないでね、そしたらままもじぶんのことみえるでしょ?」

いろんな時期がありますよね。
ってなにかの本に書いてあった、それはもう随分まえに読んだので、 いまやわたしの背骨になった。(背骨は色々なものからできていて、その全部がなにかはもうよくわからない。)
幼い頃から読んできたたくさんの物語がいまのわたしをたしかに救っていて、でも昔のようにもう文章を読むことができない。起きてから眠るまで、ごくごく飲むみたいな読書体験は、もうすることができない。それはちょっと残念におもうし、むすめもいつかそういう体験ができたら良い。絵や文を書いたりするのも同じ、自分がもう以前のようには
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