ある15歳の経路/小林レント讃1/渡邉建志
こうやって形を与えられて運動しているようす。そしてそいつはぺちゃっ といういやな音をたてるということ。臆病で、壊れやすいということ。一つの自虐的なイメージ。こうやって自分のある特殊な部分、マインドやソウルに関わる部分を一人歩きさせて、それをもう一つ、自分を見つめる目が、見つめている。それはユーモアではあるけれども、のんきに笑っていられない。例えば「コイビトノカゲ(戦闘)」の脳もそのような一見可愛らしい存在であるが…これはまた後の話だ。
■悲しい液体 http://www.rondz.com/poem/poet/5/pslg4294.html#4294
ここにも「誰も」VS「僕」
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