沈黙と怒り/小林レント讃4/渡邉建志
 
れた複雑な文体が始まるような気がする。これから取り上げる3つの作品は、この2つの文体の強烈な分水嶺であり、その危ういバランスが僕にとって奇跡のような作品たちだ。僕は今感想をかくのがとても怖い。怖かったからなかなか手をつけられずにいた、でももう夏が終わろうとしている―今日は雨が降った。雨にずぶぬれになった私は寒くて、夏が終わったのだなと思った。このレント作品への感想文集は某氏への夏休みの宿題だったから、もうそろそろ書き終えなければならない。


■コイビトノカゲ http://www.rondz.com/poem/poet/11/pslg10300.html#10300 99/11/24-03
[次のページ]
   グループ"フレージストのための音楽"
   Point(3)