沈黙と怒り/小林レント讃4/渡邉建志
 
ころに
棲ませてしまってはいけないのだ
という部分がある。このオモカゲビトもまた、とても大切で同時におそろしいなにか存在なのだろう。コイビトノカゲにせよ、オモカゲビトにせよ、このカタカナのとげとげしさはほんとうにとげとげしい。



■コイビトノカゲ(戦闘) http://www.rondz.com/poem/poet/11/pslg10301.html#10301 ←必ず、まず読んできてください


歌=音楽を放棄した形について前に「寒い真空の下」の感想に書いた。再掲しておく。

詩の最後の方に、ついに詩の形が崩れるのだが、
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