固有名詞と反復のスピード/マスイジュウ氏の詩について/渡邉建志
1.セルライト等、前後とはあんまり関係もなさそうな固有名詞も出てくる
田口先生とか紹興酒とか
2.基本的にひとつひとつのセクターは体言止めが多い
スピード感がでてくる
3.論理的・意味的にはインターセクター的に引きずらない(セクターが変われば論理的・意味的にはぜんぜんぶっ飛んでしまう、違う話題になる)
基本的にはそのようにどんどん飛ばしていって、肝心なところでががっと論理的なカタマリをぶつけていく(最後の女と金が欲しいというところ)。普段細切れなので、最後に論理的につながってくると迫力が出てくる。
この詩の一番すきなのは最後勢いをあげていって、(談)というオチがある
[次のページ]
前 次 グループ"フレージストのための音楽"
編 削 Point(10)